自分が認めてしまったなら、それは「パワハラ」〜パワハラについて考える
パワハラかそうでないか?何度も飛び越えてきました。
長い銀行員生活ではいろいろつらい思いもしてきましたが、今も銀行にいます。(しがみついている、が正解でしょうか)
その経験では、思い出したくもないくらいつらいこと、人間関係や上司の言動もありました。
でも、そこでわかったことは
自分が認めてしまったなら、それは「パワハラ」ということです。
我慢するか、行動に移すか?
今日あった人間関係のつらいできごとを「これも銀行あるある。何年かしたら、きっと笑い話になるさ」「わたしがつらいと思ってるだけで、それほどひどいことじゃないかも?」こんなふうに自分で「消化」できるなら、それでいいかも知れません。
我慢も限界を越えることがあります
自分で消化してきたつもりでも、我慢が限界を超えると人間も「オーバーヒート」あるいは「暴走」してしまいます。たとえば融資の稟議書を書こうと思ったら、たった一語の用語が出てこなくなり、一行の文章を書くのに一時間かかったこともあります(私の経験)
仕事は大事だけれど、人生の全てじゃない
仕事は大事ですし、日々の生活の根幹になります。銀行員という職業ならなおさらです。でも、銀行員という仕事のために自分の心や体、そして人生や未来まですり減らすことはないと思います。
といいながら、すり減らし続けて銀行員を続けている私が言うのも変ですが、息子娘世代の、もしかしたら今悩んでいる銀行員(金融マン)の皆さんへ
- 我慢できるなら我慢できるところまでがんばりましょう。
- そのために息抜きや休憩方法も自分で探して見ましょう。(いい息抜き、教えますよ)
- でも辛かったらやめても良いと思います。銀行員が全てじゃないし、カーストの上でもないです。辞めても負けたことには絶対なりません
参考かエールになっているか心配ですが、銀行員を30年以上続けてきたおじさんのたどり着いた「真理」です。